羽田エクセルホテル東急フライヤーズルーム宿泊記。ロイヤルパークとの比較も
2022年10月、羽田空港第2ターミナル直結の羽田エクセルホテル東急に泊ってきました!結論、めちゃくちゃよかったです!
飛行機に乗る予定はなかったんですけどね……
感染流行も(まったく)落ち着(いていないけどみんな飽)き、第7波まっただ中とも言われる中、外国人旅行客の入国も解禁され、羽田空港は一体どんな様子なのでしょうか?
窓から飛行機の離発着が見えるホテル
このホテルの特徴と言えば、なんといっても空港第2ターミナル(主にANA系)直結ホテルであることに加え、部屋によっては窓から飛行機がしっかり見えるということ。
ここで私が泊まった「フライヤーズルーム」からの眺めをご覧ください。
最高すぎやしませんか!?
朝起きて、最初に目にする光景がこれですよ!?
飛行機好きなら涙チョチョギレでしょう。
ここは空港&飛行機オタが喜ぶように色々な工夫がされているホテルで、とても楽しい滞在となりました。
私のように飛行機に乗る予定がなくても、宿泊だけ目的での滞在も大アリだと思います。
飛行機好き必見!フライヤーズルーム
羽田エクセルホテル東急には、飛行機好きを狙い撃ちしてくるマニアックな部屋があります。
いや、マジで考えた人変態(いい意味で)。
有名なのはコクピットを丸ごと再現した「スーペリアコックピットルーム」です。
しかし私のような「飛行機搭乗プレイ」をしたい人にはイマイチピンとこない。運転したいんじゃなくてあくまで乗客でいたいんだ。
そんな人にぴったりな部屋が、「フライヤーズルーム」です。
なんと、部屋の中にファーストクラスの座席がドーーーンと置いてあるんですわ。(プレミアフライヤーズツインルーム)。
ベルトもちゃんとあるし、リクライニングも生きています。(映画と音楽はさすがになかった)
夢は捨てずにいたいけど、正直ファーストクラスに乗ることは多分この先ない……ので、この機会に一生分のファーストクラス成分を吸っておきたいと思います。
ちなみに、ビジネスクラスの座席が置いてある部屋(プレミアフライヤーズダブル)もあります。
空港直結のホテルなら、飛行機が見えるのは当たり前じゃないの?
そんなことないんだよ~
ザロイヤルパークホテル羽田と比較
同じく羽田空港のターミナル直結ホテルと言えば、ザロイヤルパークホテル東京羽田こちらはお隣の第3ターミナルに直結した空港ホテルです。
主に国際線が発着する第3ターミナルなので、羽田エクセル東急よりこちらを使う人の方が多いのかもしれませんね。
部屋から飛行機は基本見えないザロイヤルパーク
私はこちらのホテルに、2018年に訪れました。
滑走路を眺めながらくつろいだろ!と思ったら、飛行機が見えるどころか、窓の外は壁でふさがれており眺望ゼロ…。
まあ、一番安いシングルルームだったから眺望は仕方ない…とあきらめ、次こそは飛行機が見える高い部屋に!と意気込んでいたのですが…。
しかーし! どうやら、ザロイヤルパークホテル東京羽田詳しくは、SPURのひとりっPさんの記事をご覧ください。以下の枠内、こちらのサイトから引用しますと…
つまり、「ザ ロイヤルパークホテル 東京羽田」で滑走路ウォッチングをエンジョイするなら、7階or8階の滑走路側のツインルームにステイ(ただし部屋によって見え方に違いあり)。これが、ひとりっPが実際に2度宿泊してみて達した結論です。
ということです。
さらに、眺望がある部屋でも私が泊まったシングルルームのように(以下の写真参照)窓が分割されているそう。
飛行機を眺めながら乾杯☆って雰囲気じゃ全然ないよ~(泣)
それじゃあザロイヤルパークホテル東京羽田めちゃくちゃおしゃれで、雰囲気は抜群なんですよね。
部屋は狭いのですが、いすがスーツケース、テーブルが地球柄とか旅への期待をあおるインテリアとか!
特にこの廊下は一見の価値があると思います。異世界感がすごくないですか?
ザロイヤルパークホテルのよいところ・わるいところ
ザロイヤルパークホテルのよいところ・わるいところをまとめました。
羽田エクセルホテル「フライヤーズルーム」宿泊記
実際に羽田エクセルホテル東急に泊ったレポを忖度なしで(当たり前)記録したいと思います。
モノレールで羽田空港第2ターミナルへ
浜松町駅から東京モノレールに乗ります。ついでに軽く東京観光など…。
海外からのお客様がちらほら見られました。まだ全然客足は戻っていないみたいですね~。
モノレールに揺られること約15分、運賃は500円(ICならもうちょい安い)。終点の羽田空港第2ターミナル駅に到着しました。
おお、懐かしき羽田……!私は帰ってきた(感涙)!と言いたいところだけど、飛行機に乗る予定がないため、テンションは据え置き。
私は生粋の飛行機好きではなく、単に旅のツールとしての飛行機が好きだったのかもね。
イケメンが好きなのじゃなく、イケメンと付き合っている自分というステータスが欲しい、みたいね。(どうでもよすぎる)。
羽田エクセルホテル東急の場所
羽田エクセルホテル東急は、第2ターミナル北の端、保安検査場A方面に向かって歩くと突き当りにあります。
コロナ明けたばかりでもあり、人はあまり多くありませんでした。
修学旅行らしい学生さんたちが5組くらいいましたね。どこに行くのかな~。
近年LCCばかり使っていたのと、どちらかといえばJAL派なので第2ターミナルは縁がなかったのですが、なんか未来の街っぽい雰囲気あっていい。フォトジェニックです。
webチェックインができる
端までたどり着きました。ここがホテルの入り口です。
ホテルのメンバーサービス「コンフォートメンバーズ」の会員になっておくと(無料)、宿泊の2日前からwebチェックインができます。
チェックアウト時刻を延長できたりするので、会員になって損はないですよ。
webチェックインを行うとQRコードが発行されます。それをフロントにある端末で読み取るだけでチェックインが可能です。
実際はスタッフさんがすぐに歩み寄って端末を操作して手続きしてくれました。
チェックイン手続き時、レストランの朝食を利用するかどうか選ぶ画面が出てきました(2,500円となかなかのお値段)。羽田空港で調達したほうが楽しいので今回はやめておきました。
セキュリティも感染対策もばっちり
エレベーターはカードキーでタッチした階だけに止まる仕組みで安心です。
エレベーターホールにはアルコール消毒液も設置。エレベーターのボタンも抗ウイルスの表示があります。
プレミアフライヤーズツインのお部屋
廊下がえげつないほど長いです。静かすぎて誰もいないみたいです。実際2人くらいとしかすれ違わなかった。
お部屋は…うおー-っ広い! 憧れのファーストクラス!
入ってすぐ、荷物を置けそうな場所。クローゼットにもバゲージラックが収納されていました。
使い捨てスリッパ、パジャマ(ワンピースタイプ)。バスローブもありましたがすべての部屋にあるわけではないみたいです。
フリーのお水が2本、ティーセット、ポット。
ラメールタルゴというメーカーのシャンプー・コンディショナー・ボディソープ・小さい固形石鹸。
資生堂の化粧水・乳液・クレンジング・洗顔フォームのセットもありました(女性のみかな)。
その他のアメニティは歯ブラシとか綿棒とか使い捨てブラシとか定番のもののほか、バスソルトが2つあったのがかなり嬉しかったです。コップはガラスのコップと紙コップがありました。
独立したトイレと洗面台。シャワーブースもあり。バスタブは広々。
冷蔵庫は空っぽ。ルームサービスメニューが豊富です。
晩酌セットが気になったけど注文せず…。
枕元にUSB充電!これは嬉しい。
窓を開けると……。
Atmoph Windowで世界の旅気分
この部屋には、Atmoph Window(アトモフウインドウ)2が設置されていました。常設ではないかもしれません。
4K映像が映し出される窓枠を模したディスプレイで、部屋の窓から世界中の色々な景色を眺めているような気分にさせてくれるという遊び心あふれるブツ。
静止画ではなく、動いていて音も出ます。リモコンで映像を切り替えられます。
コロナ後によく売れているというネットニュースを見て、私も気になっていた商品でした。
滞在中たくさん眺めていましたが、正直「窓」と脳が錯覚することはなく、あくまでディスプレイだなーとしか思えず。
が、かなり面白いと思いました。
世界中のきれいな景色を眺めるだけかと思いきや、恐竜のCG映像があったり、部屋でくつろぐ猫とか、宇宙なんかもありました。
私が気に入ったのはJWマリオット奈良のラウンジを正面から映した映像。女性バーテンダーが働いているところが延々映っていて臨場感がありました。
遅めのランチはテイクアウトで
ホテルのフロント階にはフライヤーズテーブルというレストランがあります。人が入っているのは全然見ませんでした。こちらで朝食をいただけるみたいです。
せっかく空港にいるのだから散策しないわけにはいかない。
やっぱりいいですね、空港の雰囲気。
これから旅立つぞーっていう希望にあふれている感じ。
一方そのころ日本は円安地獄でもう海外行けないレベルなんだけどね…。
おっと、それより食事(ビール)だぜ…
目を付けていたビアバーに行ったら満席だったのでイートインは断念…
でもテイクアウトできるからオッケーです。
羽田空港限定のスカイエールとハイネケンを持ち帰りました。
残念ながらスカイエールはあまり好みではない感じ。
しっかりシートベルトを締め(笑)、乗客プレイを楽しみながらいただきました。ちゃんとテーブルもあるので、かなりそれっぽい雰囲気を楽しめます。
残念なのは、座席に座ってしまうと外の景色が見えないこと……。アトモフウインドウを見ながら楽しみました。
気分が高まってきました。
生ビールを飲みたくなり、また外へ繰り出します。空港をコンビニ代わりに使う贅沢よ。
南国酒家は飛行機を眺めながら静かに飲むのにおすすめ
4階には飛行機を眺められるレストランが2つありますが、そのうちの1つ『Airportグリル&バール』は大行列。
一方そのお隣の『南国酒家』は、その……ガラガラでした(たまたまだと思います。後から混んできました)。
ここはどの席からでも飛行機が見られて(窓際じゃなくても少し遠いけど見られる)、静かだし最高でした。ビール激うま。
寝る前にアトモフウィンドウを眺めたり、飛行機を眺めたりしながらファーストクラスのシートでのんびり過ごしました。
贅沢だの~。
フットライトが点灯するのがニクいねえ~。
朝ごはんも空港内で調達
朝食は空港内をぐるぐる歩いて買ってきました。
多くのお店が6~7時頃には開いていて嬉しかったです。
パンのPAULなんかは9時オープンでした。
羽田エクセルホテル東急はおすすめ
羽田エクセルホテル東急は利便性だけではなく、飛行機とか旅が好きな人に楽しんでもらおうとする工夫があちこちに見られて、本当に楽しかったです。
搭乗予定がなくてもまた行くと思います!
それまでには客足が戻って、もっとにぎやかになっているといいな。
思ったよりもコロナ禍でつぶれてしまったと思われる店もなく、これから活気が戻る期待感を感じながら帰路につきました。
あー-また行きたい。本当は海外に行きたいけどね(正直)。