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【京都女一人旅】ホテル青龍宿泊記&ルーフトップバーK36

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あか
あか

2023年12月、話題の京都「ホテル青龍」に女ひとりで泊まってきました

清水寺近く、八坂の塔が見える立地と、小学校をリノベした建物で有名な「ホテル青龍(せいりゅう)」に泊まってきました!

京都市内が一望できるルーフトップバー「K36」にも予約して行ってきたよ~(バーのみは予約できません)。

立地は最高で最悪。面白いホテルだったけどリピはないな~というのが結論です。

ホテル青龍の立地

有名かもしれませんが、ホテル青龍は清水坂に面しており、他の道からはいけません。

清水坂は「京都で一番混雑する」と言われる道だそうで、上から下まで通常車で10分ほどのところ、混雑時は1時間以上かかります。

タクシーの運転手さんも「ココは場所が悪いよ。横道でもあればまだいいんだけどね」と言っていました。

そのため、時間に余裕がないとマジで新幹線とか普通に間に合わなくなります。(私は今回ルーフトップバーを予約していたのでギリギリでした)

それなら車以外のアクセス方法で行けばええやんけ!と思いきや、比較的空いている地下鉄の駅からはどこも遠いのもネック。

しいて言えば最寄りの「清水坂」というバス停から徒歩5分(ただし上り坂)なのですが、清水方面へ行くバスは激混み。

私もしばらく並んだけど、2台見送って寒すぎて離脱…。乗れてもスーツケースもあるし、ぎゅうぎゅうの立ちっぱなしで移動するのも無理だと思って諦めました。

近くて遠すぎるホテル。その代わり、清水寺へのアクセスは抜群だから、人のいない時間に参拝することができるんです。だから、ある意味最高の立地ではあります。

ホテル青龍チェックイン

ルーフトップバーに16時に予約していたのですが、余裕を持って出たのにギリギリ!

バスが混みすぎていたので早々にあきらめて、途中まで地下鉄を使い、徒歩で向かっていたものの、絶対間に合わない! 途中でタクシーを拾いました。

それでも到着時刻は15:50くらい。

チェックインしながらお茶とおしぼりを出してくださいました。嬉しい心遣いだけど、この時はバーの時間が迫っていてテンパっており、何も覚えていません…。

クリスマスが近いからか、華やかなオーナメントが。これは落ち着いて翌朝に撮ったもの。

フロントのスタッフさんはみんなベテランホテルマンの風格がありました。ソツのないキビキビした対応。説明もすごく丁寧で、部屋への案内までありました。

宿泊数日前にも、宿泊の意志確認のメールをくれたり(普通にお返事があったので人の手で送ってるみたい)、きめ細かい対応で高級ホテルのようなホスピタリティ。まあ値段は高級ホテルだけど…。

朝食会場のスタッフさんは大学生のアルバイトレベルで、謎のアンバランス感。

ホテル青龍のスーペリアキングの部屋

八坂の塔が見える部屋はちょっと高すぎて断念。でもやや奮発してスーペリアキングという広めの部屋にしました。

ここは元学校の教室を改装した部屋らしいです。元教室だからといって、寒いとかぼろいところがあるとかは一切なくてピカピカでした。

部屋に入ると短いアプローチがあります。左手の鏡が引き戸になっていて、バスルームに続いています。

room

イイ感じの作業机。実際はほぼ荷物置きになっていた…。

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テレビの前には、アクセサリートレーや筆記具入りの乱れ箱、真ん中のグレーの箱の中にリモコンが収納されています。

ベッド周り

キングサイズのベッド。写真左手のガラスはお風呂の窓で、ボタン一つで透明←→不透明を切り替え可能。グループで行っても安心です。一人なので常時クリア。

可愛い読書灯。

枕元にはBOSEのスピーカー。

カーテンの開閉や、部屋の明るさもベッドサイドのパネルで細かく設定できます。

pannel

水屋

コーヒーメーカーと、急須&湯呑。お菓子が置いてありました(食べていないので正体は不明)

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珈琲のポーションは6つと充実していました。デカフェもありました。お茶類も紅茶、緑茶、カモミールなど色々揃っていていい感じ。

冷蔵庫内はなんと無料!ビール、日本酒、ワインなどアルコール類もフリーですよ。なかなかすごい。飲めなかったけど…。

refrigerator

水回り

部屋に入って左手にあった洗面&バスルーム。左の扉がトイレです。

トイレットペーパー上のパネルで操作するトイレ。使いやすかったです。

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女優ミラー、拡大鏡もあって充実の水回り。ただこのボウルはあんまり好きじゃない。

キレイなバスルーム。珍しい形のバスタブはちょっと浅いかなと思ったけど、頭を淵に預けて寝たまま入れます。ひんやりすると思ったけど、意外と大丈夫。お湯はすぐ貯まりました。

bath

レインシャワー付き。この棒みたいなシャワーヘッドは使いづらい!

お風呂のガラスを透けさせて、部屋と窓の外(景観はあまりないけど)を見ながら入浴できます。このパネルで透け感を調節できる。

pannel

洗面所と風呂のライトの明るさも細かく調整できます。

景観

景観は期待できない部屋だったけど、山がきれい。下は駐車場です。

カーテンの開閉はベッドサイドのテーブルにあるボタンで自動でできます。

アメニティ

スリッパはペラペラの使い捨てタイプ。セパレートタイプのパジャマは着心地がよかったです。バスローブもありました。

歯ブラシやヘアブラシ、ネイルキットの他、バスソルト、変わり種では体を洗うためのスポンジが置いてありました。

ルーフトップバーK36

このホテルのアイコンともいえるルーフトップバーにはどうしても行きたかったので、セットになっているプランを選びました!

基本的にこのバーは予約不可ですが、「K36で利用できる15,000円分のミールクーポン付」というプランなら、予約時にルーフトップバーも時間を決めて予約できます。

※宿泊しなくてもバーだけの利用もできます。

価格は¥93,400。高い、高ぁ~い(夢グループ)。

結論から言うと、真冬は予約いらないんじゃないかなと思いました。人は終始少なかったです。

ひでー写真ですけど、ルーフトップバーK36 は最上階4階からアクセスします。客室も4階だったので助かった(予約時間ギリギリだったので)。

真冬の屋上なのでそりゃ~寒いっす…。ストーブがガンガンに炊かれています。

ストロング感のあるカイロも配布されます。フェルトのひざ掛けも各席にあります。

K36メニュー

公式サイトのRoofTopというところをクリックするとメニューが見られます。

K36公式サイト

フードメニューも種類が多くて助かります。

ビールが一杯990円~とお高めだけど、場所代と割り切れば…。

K36景観

ルーフトップバーだけに、一番の売りはやっぱり景観。

八坂の塔はこんな距離感で見えています。

ご覧の通り席はガラガラ。中国人の団体さんのほか、3人くらいのお客さん(いずれも中国人らしい)がいたくらい。

正直「ふーん」って感じだったけど、日が暮れてきたらこう!

ムカつく写真見てw

さすがにきれいすぎる。夕日に乾杯しても許されたい。

当日雨の予報だったのですが、無事に日没が見られたので本当に良かった。

しかし寒すぎて基本意識はないです。冬に行かれる方は完全防寒で行ってくださいね。手がかじかむので手袋はあった方がいい。

スタッフさんもベンチコート着ています。

食べたものと飲んだもの

15,000円分のミールクーポンが宿泊費に含まれているプランだったので、普段は飲めないシャンパンなど飲みました。

一杯目は反射的にビール頼んじゃった…寒いのに。ペローニ990円。お通し(というかテーブルチャージ)は1,100円です。

クリュッグ グランド キュヴェ9,900円。調子に乗りました。

おつまみは「スペイン産生ハムとブッラータチーズ 季節のフルーツ」2,420円。めちゃくちゃおいしかった。フルーツは柿です。

寒すぎて、ここで「ホットワイン」1,650円投入。命が助かる。

「温かいおつまみはありますか?」と細かく震えながら尋ねると「アヒージョですかね」とのお返事。う~んアヒージョは重すぎる。

だいぶ暗くなってきて、テーブルにはランプが灯されました。あ、追加注文したトリュフポテトチップス880円です。

色々注文しすぎて、会計は軽く2万超えてました……。算数できないと困っちゃうね。

クーポンを超えた分はもちろん実費なんですが、なんと「京都魅力再発プロジェクト」というキャンペーンの割引2000円分が使えたので、お会計は3500円程度で済みました。これは嬉しい誤算。

ホテル青龍のラウンジ

ホテル青龍は何と宿泊客全員使えるラウンジがあるんです。

一階に入り口があり、部屋のキーをタッチして入室します。

自分でお抹茶を立てたり、コーヒーを挽いて入れるコーナーがあったりします。面倒なのでやらなかったけど、面白い。

お酒も充実。スパークリングワインもありました。

冷たいおつまみ系。チーズ盛り合わせに、エビときゅうりのゆずみそ添えだったかな。

チョコレートやナッツ、ビーフジャーキーなど乾き物。

マカロン(風の何か)、生八つ橋、和っぽいチョコレート。

デデーン。当然スパークリングワインをいただきます。

残念ながらフードのお味はイマイチ…。できてから時間が経ってしまったのかなあ。

スタッフさんは常駐していて、常に気を配ってくれました。席同士の感覚もちょうどいいし、居心地がとても良かった。

こちらは朝いただいたもの。コーヒー美味しかったです。

景色最高!ルーフトップバーより八坂の塔が良く見えます。

ホテル青龍の朝食

いつもホテルに泊まるときは素泊まりなのですが(どうでもいい情報)、今回は朝食が付いているプランを選んでしまったようです。

せっかくなので食べに行きました。

朝食のレストランはフロントの近くにありました。

素敵な雰囲気。ここは元学校の講堂だそうです。

朝食なのにテーブルセットまで!豪華です。

こちらの目玉である、ウェルビーイング朝食。色々なメニューから選べるようですが、説明とかもなく…。フロントやラウンジに比べ、レストランだけ接客が…良く言えば初々しい感じでした(しかし制服がめっちゃ可愛い)。

朝からスパークリングワインが飲めるのはすごいですね。ジュースが飲みたかったけどつい頼んでしまった…。

前菜。スープと寒天のテリーヌのようなもの。

サラダと無糖ヨーグルト、フルーツ。

私がチョイスしたオムレツです。赤っぽい色は天然だそう。お肉は京都ぽーくという地の物でした。

アツアツの山盛りパン。オリーブオイルとジャムでいただきます。

本当に贅沢言うなって感じなんですけど、味が微妙過ぎました。あんまりヘルシーな感じもしないし、創作居酒屋っぽい見た目だけいいアレ。もうちょっと品数減らしても、こだわってほし~のって気持ち。

ホテル青龍の施設

廊下で外を眺めていたら、スタッフさんがカギを開けてくださいました。バルコニーというか舞台のような場所。

季節によってはここで朝食もいただけるみたいです。

突き当りに見えるのがレストランブノワです。向かって右が私が宿泊した棟で、左にフロントや朝食のレストランが入っている棟があり、渡り廊下でつながっています。

可愛いポストが佇んでいました。

夜はこう。ツリーがきれいです。

元学校といってもおしゃれすぎて、ここに当時の面影が…と言われてもあまりピンとこない。田舎の学校とは違うね。

ジム

利用していませんが、こじんまりしたジムもありました!

お水が常温と冷水両方用意されていていいですね。冷たいおしぼりも。

朝の清水寺散歩

このホテルに泊まったら絶対やりたいことが、早朝の清水寺参拝。

寒すぎてピンボケ(言い訳)。人っ子一人いない清水坂です。

10分くらいで到着です。ご存じの通り坂がすごいので足腰に自信のない場合は注意。普通にしんどい。

今年の漢字。投票とは言え、税はないだろ税は…。

早朝の清水の舞台。こんなに空いている舞台は初めて。

音羽の滝も水飲み放題です。

ホテル青龍の感想

ホテル激戦区の京都で一泊6万円~と高級な部類に入りそうなホテル青龍。

誰でも利用できるラウンジとか、おしゃれ朝食とかガワはいいんだけど、そこかしこに「あれっ」ってところがある。

「楽しんで欲しい!」「感動してほしい」という気持ちは伝わるんだけど、それが空回りしているというか、具体的に言うとソフト面が本当にイマイチなんですよね。

普段は子どものお世話全然しないのに、休日だけ遊んでくれるお父さん感というか(伝わってほしい)。生活に即していないというか…。

そんなにホテル知っているわけではないのに生意気だけど、高級ホテルだと思って宿泊すると不満が出てくると思います。

よかったところ

・学校をリノベした他に類を見ない建築
・清水寺から徒歩10分、京都の観光中心地に近い
・ドリンクフリーフロー、スパークリングワインも飲めるラウンジなど嬉しいサービス
・特にフロントスタッフさんは人も多く、サービスの質が高い
・有名なルーフトップバーがある

イマイチなところ

・アクセスが悪い、場所がら混雑すると時間がまったく読めない
・せっかくラウンジがあるのに品揃えと味があまり良くない
・朝食の味がイマイチ
・スタッフによっては研修中かな…という接客レベル

意外とネットに情報があまりないホテル青龍。泊まってみて良かったかと言われたら、間違いなく良かったです。後悔は一切ありません。それくらい体験としては最高!

でも、ホテルとして快適さは感じられなかったです。京都にはあまりにも魅力的なホテルが多すぎて、リピはないかな。ただ、今回いけなかったレストランブノワにはいつか行ってみたいです。

おわり

ABOUT ME
夏目あか
夏目あか
ひとり旅・ひとり酒愛好家
初海外旅行からひとり旅の生粋のひとり旅マニア。その実、人付き合いが苦手なだけ。孤独の酒とグルメが生きがい。TOEIC400点切るレベルで英語ダメ&想像を絶するほどの方向音痴。最近はVRにハマり中。
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