【タイ女一人旅】アユタヤ・iuDiaアイユーディアホテル宿泊記!ここはおすすめはしない
夕方、2泊3日お世話になるアイユーディアホテルに到着しました。
物価の安いタイにおいて、一泊1万5000円以上とそれなりのお値段。バンコクのちょっといいホテルより高いYO…。
にこやかで親切な女性スタッフさんに案内され、お部屋へ。
アイユーディアホテル・リバービューの部屋
デスクはかなり広々。
すごく大きいシンク。
そして巨大なトイレ。
洗い場と一体になったバスタブ。
飾り棚。
一見、「わ~~、素敵!」って感じなんですが、居心地は正直悪かったです……。
例えば……
- 洗面台のカランは水量調節が難しく、勢いがすごすぎて毎回水浸しに
- 一方、シャワーのお湯は、チョロチョロとしか出ない
- 部屋の一部の電気が切れている
- 湯沸しポットは100均で売ってそうなプラ製のもので、全然洗っていなさそう
- 備え付けのカップが割れている
- シャワーカーテンはカビだらけ
- 部屋の鍵がほぼおもちゃ、めっちゃでかい(セキュリティはないに等しい)
- アメニティがめっちゃ少ない
まあ、アメニティが最低限しかない(歯ブラシ、コンディショナーはなし)のは、今のご時世普通なのでしょうけど……
お香はある!
「そこじゃないだろーーっ!」っていう。ここに、このホテルの価値観が詰まっていると感じたんですね。
そう、求めているのは現実的な過ごしやすさじゃなく、見た目の贅沢感なのです。この部屋に泊まったことも、泊まる予定もない人が想像だけで作った部屋って感じ。
スタッフのナンパに辟易
このホテルで一番ありえなかったできごとは、スタッフからのナンパ!!
夕食を食べたいので、フロントに鍵を預けに行ったときのこと。
ホテルの若い男性スタッフが出てきて、「レストランまで送ろう」というのです。
土地勘がないので、とてもありがたい!と思った矢先。
「アーユージャパニーズ? キレイ、ビューティ!」
日本人だとわかったとたん、秒で口説き始めました。
「アローン? ルームナンバー?」
さっきルームキーを渡したはずなのに、なぜルームナンバーを聞かれるの?!
と困惑していると。
「…今夜、部屋に行くね♡」
「ノック、ノック♡」とドアをたたくようなジェスチャをしながら、耳を疑う一言…。
いやいや、客に対して何言ってんの!!
日本の女は悪い意味で海外で大人気ってことをリアルで体感しました。
こんなハネムーナー御用達みたいな高級ホテルに泊まるなんて、出会いが目的とでも思われちゃったのかな~……と、本当に落ち込みました。
そのスタッフ、チャラい感じでは全然なく、あか抜けてなくて、どこか純朴そうな見た目なので、より「ガチ」さを感じてしまいました…。
何が怖いって、このホテルの鍵っておもちゃの宝箱の鍵みたいにちゃちなんです。ドアも木製の両開き戸で、補助鍵もなく、スペアキーがなくても簡単に突破できそうです。
この夜は怖くて(あと蚊がすごくて)一睡もできず、風の音だと思うんですが、たまにドアがゴンゴン鳴るたびビクッなって風呂場に逃げ込んでました(笑)。
サイトンリバーレストランは最高!
何はともあれ、夕食です(笑)
ナンパ・スタッフ(呼称よ)が紹介してくれたレストランは、ホテルから5分くらいの「サイトンリバーレストラン」。
ちなみに、余談ですが…
ナンパ・スタッフ「帰りは警備員にホテルに電話させて。迎えに行くから」的なことを言ってました。
めっちゃやだ…でも土地勘がないから帰れない…と思っていたら、帰りはレストランの警備員の方が気を利かせて送ってくれました(100バーツをお渡ししました)。
翌朝、ナンパ野郎が「なぜ連絡くれなかったの? 今夜また声かけて?」とか言って寄ってきたので「ノーサンキューーー!」とお断りしておきました。
名物のリバープロウンは最高!
チャオプラヤ川にせり出す木のデッキに客席があり、雰囲気は抜群!
川沿いは満席で、私は川から一番遠い席でした…。
一人で量が心配だったため、料理は2品だけ注文してみました。
アユタヤにきたら絶対食べると決めていた、名物リバープロウン(川海老)に加えて、安めの料理を一品頼んだのですが、これが正解!!
- グリルドリバープロウン 500バーツ(1736円)
- カレー味のシーフードのアルミホイル蒸し(Stuffed muxed seafood with curry) 150バーツ(521円)
- チャーンビール 80バーツ(277円)
海老一匹で約2000円は高いなあ~と思いましたが、本当にいただいてよかった!
しっかりした濃厚なエビの身と、甘みを感じる海老みそが本当に最高でした。
シーフード(小さいイカやら貝やら)がぎっしり詰まったアルミホイル蒸しも最高…!カレー味が濃くてビールのお供に最適でした。
ビールも大ボトルで約300円と、激安です。
氷たっぷりのジョッキにビールを注いでくれるスタイルなんです。ジョッキが空くと、テーブルわきのボトルから注いでくれます。
これが、蒸し暑いタイの夜にベストマッチ!
タイ滞在中チャーンビールは大量に飲みましたが、この時のが一番おいしかった~!
2本開けちゃいました。
お会計は合計810バーツ(約2,813円)
サービス料もなく、まあまあなお値段。
レストランの警備員さんに送ってもらい、ホテルに帰ると、フロントは無人…。
客室のカギは置きっぱなし。これじゃ、誰でも侵入できちゃうでしょ…。
窓からはライトアップされたアユタヤ遺跡群
窓からはアユタヤの遺跡が見えます。
行って初めて知ったのですが、アユタヤ、本当~にそこら中に遺跡があるんですよね。
この遺跡も、特に有名なものではないようなのですが(もちろん名前はあると思うのですけど)、すごく立派です。
景色だけなら、このホテルは本当におすすめ。景色だけならね。
アイユーディアホテルの朝食
ちなみに、アイユーディアホテルの朝食はかなりレベルが高いと感じました。美味しかったです。
選択できる場合、アメリカンブレックファーストをおすすめします!
アメリカン・ブレックファースト
アツアツのパンが嬉しい。温かいトマトが謎のおいしさ。なお、紅茶は激マズです。
タイモーニング
もう一種類のタイモーニングはタイ風チャーハンでした。
美味しいんだけど、朝食べる感じではないかな?という感じ。あとおかずが欲しいところです。
アユタヤ遺跡巡りへ
一睡もしないまま翌日はアユタヤ遺跡を観光します!