【マニラ女一人旅】夜のブラックバードで一人飯
夕方はペニンシュラのプールサイドでセレブごっこ
夕方、スコールに見舞われてホテルに戻ってきた私。雨はすぐに上がったので、いそいそとプールサイドへやってきました。
これがやってみたかったのです!
いかにも南国っぽいカクテルをいただきながら、ぼーっとするやつー!
実際は大興奮で、全然ぼーっとしてないんですけどねw
防水カバーを付けた雑誌も貸してくれ、ビーチチェアにタオルも引いてくれて、ドリンクのメニューも持ってきてくれて、至れり尽くせり。
ああ~最高に贅沢している~!という気分になる!
見えるのは高層ビル群で、景観はいまいち。
でも、明日はセブ島だし、ザ・リゾートを味わえるだろうな~と思いをはせていました。
本物のセレブっぽい人々は、泳いだり、焼いたりを繰り返しており、上手に満喫しているなあ、という感じでした。
私は泳げないし、水に入ってもやることがないので、早々に飽きて引き上げました。
高級レストランブラックバードで一人飯
一人旅で一番困るのは、やはり外食ではないでしょうか。
買ってきてお部屋で食べるのは定番なのですが、私はできるだけ外食したい!
食べるのも飲むのも大好きなので、食については一切手を抜きたくないのです。
できるだけ、毎食おいしいものが食べたいのです。
ただ、今回は突発的に決めた旅だったので、準備不足でした。
とりあえずショッピングモールに行って、よさそうな店を探そう、と思ったのですが、外へ出たとたんまた雨が降り出しました。
傘を持っていなかったので、戻ろうとしたところ、道路の反対側におしゃれな一軒家がありました。
ペニンシュラマニラの裏手、マニラで一番有名なレストランとも名高い「ブラックバード」でした。
入り口には、なんとドアマンが立っています。
正直ビビりまくりましたが、なにせ本降りになってきたので引き返せません。
あからさまにおひとり様NGの香りしかしないのですが、「どうにでもな~れ」と飛び込んでしまいました。
意外にも、長身のドアマンはにこやかにドアを開けてくれました。
店内を見て、やっぱり失敗だったと思いました。
雰囲気がよすぎる。
薄暗く、おしゃれで、まさしく大人の社交場といった様子。
飛行機の管制塔だったという建物は、ユニークなつくりでした。
奥はレストラン、手前にはウェイティングバーらしいスペースがあります。
イケメンのスタッフさんが寄ってきたので、「ひとりです、予約ないです」と伝えました。
彼は肩をすくめて、いっぱいだ、入れないということを言っているようです。
「ですよねぇ!場違いでごめんなさい」と泣きたい気持ちになりました。
そんな私の様子に気づいてか、「バーは?」というように、店の入り口付近にあるバースペースを指してくれました。
お腹がすいていたのだけれど、雨の中戻るよりは、と思い、バーに案内してもらいました。
英語が読めないので(ひどい)、とりあえずワインをいただきました。
ひえっひえでとってもおいしい!
なんと、フードメニューを持ってきてくれました。がっつり食べたいことを察してくれたのか?とにかくうれしい。でもメニューがよめない。
バーには、おひとりさまの白人男性とアジア系の男性がおり、読書をしながらゆっくり飲んでいました。バー利用なら、ひとりでも気兼ねなく入れそうです。
体感時間で20分くらいたってから、適当に注文した料理がやってきました。
これ…ラムチョップではないか!(本当にひどい)
ラム大好きなんです! 結果オーライ。
量も多く、ものすごくおいしい! 間違いなく、人生最高ラムでした。
気分のよくなった私は、さらにお店の名前を冠したドリンクを注文。
暑さを吹き飛ばす、さわやかなフローズンカクテルでした。
う~~ん、最高だね。
さて、いよいよお会計です。
正直、物価が安いので、あまりちゃんと値段を見ずに注文していました。
ラムチョップ 1280ペソ
ワイン 990ペソ
カクテル 520ペソ
サービス料別で、占めて、3039ペソ(約6000円)
思わず、二度見しました。
このお店では、マニラ価格は一切適用されないと思い知りました……。
でも、とてもよい体験をさせていただきました。
特別なときに、また訪れたいお店です。