鹿児島中央女一人飲み歩き【2022年秋】
鹿児島って美味しいものしかないし、
一人飲みに優しくて最&高でした。もっと早く行けばよかった
鹿児島中央駅で一人で飲み歩いてきました。ちなみに、コロナの旅行割などは使用していないのですべて実費(?)です。
鹿児島の飲み…素晴らしい体験でした。今すぐまた行きたいくらい。
なんといっても一人飲みに優しいのが嬉しすぎました。ハーフサイズや一人盛がだいたいある!
魚も肉も焼酎もおいしくて、もう満足しかなかったです。
コロナ明け(明けていない)最初の一人飲み歩きの最高な幕開けとなりましたよ。
魚が激うま「ハイパーチキン野郎」
ハイパーチキン野郎をまずはご紹介します。
「煽ってますやん…」って感じの店名でちょっと笑うんですけど、ここはマジで絶対行った方がイイ!
一番おすすめしたいです。店名を言うのだけはちょっと嫌だけどね(笑)
鹿児島中央駅東口から徒歩4分、西銀座通りという居酒屋が多い通りにあります。
店名を見て思わず釘付けになり、メニューを見ていたと思ったら、気づいたら店内にいました。スタンド攻撃に遭ったかと思いました。
開店は17時。
17時ちょっと過ぎごろ行ったのですが、すでに結構混んでいました。
「茶ぶり」は絶対食べるべき
一人だというと、奥のカウンター席に案内してくれました。
店員さんは、やや強面な、気合の入ったお兄さんたち。気遣いがすごいし、料理もお酒もタイミングよくおすすめしてくれるので、コミュ障的には恐縮しつつもありがたい。(自分で店員さんを呼ぶのが苦手なので…)
お通しはパリパリサラダ(440円)。お通しに生野菜って珍しくてイイですね。
席に着くと、手書きのおすすめメニューの一覧を見せてくれました。そのとき、「一人前もできる」と教えてくれます。ありがてぇ!
ドリンクメニューも豊富です。焼酎が充実しているのはもちろん、ご当地サワーも色々ありました。とりあえずビール638円いただきました。
店名からてっきり、鶏料理の店だと思っていたらおすすめは魚系メイン。
中でも、お茶を食べて育った「茶ぶり」という鰤(ぶり)が看板メニューで、ここでしか食べられない名物のようです。
食べてみたいと伝えたら、茶ぶりを含む1人前の刺し盛りを作ってくれました(ありがてぇ~再び)
茶ぶり、きびなご、サーモン、えびなどの刺し盛り(1078円)。
普段魚をあまり食べないため(お腹壊しやすいので)、たいして語る言葉を持たないのですが、ただただめちゃくちゃ美味しい。
茶ブリは甘くて、すごくあぶらがのっているのに全然しつこくない。食べたことのないほど美味しい刺身でした。
すでに3軒目だったため、結構お腹いっぱいだったのですが、店員さんがおすすめがとても上手で(人のせいにするな)、ついほかにも頼んでしまいます。
おすすめメニューのひとつ、若鶏の一夜干し(858円)。
これもま~皮がパリッパリで肉の味が濃くて、歯触りが良くてものすごく美味しい。お腹がすいているときに食べたかった。
緑茶のサワー。「チキン野郎は魚が旨い!」と書いてあります。
まったくその通りだし、たぶんほかのメニューも全部美味しいと思う。
ここに来るためにまた鹿児島に絶対行くと誓いました。翌日も行きたかったけど、恥ずかしくて行けなかったことをいまだに悔いている。
ご当地色強めの駅ナカ回転寿司「めっけもん」
鹿児島中央駅内にある「廻る寿司 めっけもん」。いわゆる回るお寿司ですが、ここも本当~においしかった…。
鹿児島中央駅内の「おみやげ横丁」というところに店舗があります。
空港からバスで着いたら真っ先に行きたいポジションです。
鹿児島の地魚がそろっており、ご当地ならではのお寿司を楽しめます。
どんな魚なのか想像もつかなかったのですが、おすすめのネタのアラ(572円)を注文しました。注文は紙に書いて渡すシステム。
歯ごたえのある濃厚な味の白身で美味しいのなんのって。
つづいておすすめメニューのヤガラ(341円)も。これも白身です。
おいしいけど、アラがおいしすぎて記憶に残らず(皿の色が違うしそれはそうでしょうね)。
生ビ(572円)ももちろんあります。凍結シャリシャリ系でやや苦手かな。
昼飲みできる駅近居酒屋「えご家」
酒飲みに優しそうな鹿児島ですが、意外と昼飲みできる店が少ない。酒を求めてさまよっていたとき見つけた「さつま居酒屋えご家」は15:00から開いている、貴重なお店でした。
鹿児島中央駅東口から徒歩3分。
ただ早く飲めるだけではありません。料理もものすごくうまい。
実はこの「えご家」が鹿児島に来て初めて入ったお店だったのですが、こちらで食べた「しめ鯖」が美味しすぎてテンションが爆上がり。
「鹿児島一生推す」と誓いました。
昼飲み需要からか、店内はかなり混んでいました。一人なのでするっと入れてもらえましたが、ほぼ満席でした。
鹿児島おでんが名物のようですが、おでんちょっと苦手なのと、注文するときテンパるので(コミュ障あるあるでは)、今回はスルー。
生ビ(580円)とお通しの枝豆(チャージ料は430円)。
こちらも一人客に優しいハーフサイズメニューが用意されていて感涙。名物のしめ鯖ハーフサイズ(480円)を注文しました。
九州名物の甘いおしょうゆをつけて食べます。
人生で食べた鯖で一番おいしかったかも…。「うっま」とデカめなつぶやきを漏らしながら、刮目。グルメ漫画に憧れている人みたいな寒いリアクションをしてしまうほど美味しかったです。
きびなごの刺身(480円)。これもハーフサイズだと思います。
刺身を酢味噌でいただく初めての体験。もちろん美味しい!!
きびなご南蛮(480円)。
すぐ出るメニューって書いてあったから注文したけど、一番遅かったです(笑)
えご家さんはにぎわっていて雰囲気も最高なんだけど、いかんせん店員さんが忙しすぎて注文忘れとか、なかなか捕まえられないなどありました。でも、昼に飲むならはずせないと思います。駅から近いのも◎。
おひとり様歓迎チェーン「吾愛人」
続いては「吾愛人」(わかなと読みます)。
鹿児島では有名な飲食チェーンなのかな? 市内に4店舗ありました。
私が行ったのは商店街・天文館にある本店です。見てください、この高級感。
おひとり様お断りっぽい雰囲気を感じますが、実際は一人客めっちゃ多く、居心地最高でした!
開店は17:00です。平日の17:20頃行ったのですが、すでに人が並んでいました。予約していくのが無難ですね。
少し待っていたら、カウンターに案内してもらいました。
雰囲気最高です。高級感がありつつも落ち着ける雰囲気。しかも、テーブルの上に「おひとり様専用メニュー」が置いてあったのです! 神ッ。
一人用メニューが豊富
生ビ(650円)と薩摩おでん3種盛(820円)を注文しました。おでん苦手なのですが、隣の人が「うまい!うまい!!」と煉獄さんばりに食べていたので、つい頼んじゃった。
鹿児島のおでんって美味しいね…。味が濃くて、お酒がすすむ。おでんってイマイチ酒にもご飯にも合わないんじゃね?と思っていたのですが、常識が覆されました。
テンションが上がってきて追加注文です。宝山ロック(550円)
さらに、調子に乗って一人しゃぶしゃぶも行ってしまいました。
黒豚一人鍋(1700円)。
しゃぶしゃぶべらぼうに美味しいですよ…。この倍は食べられそうなくらい美味しかったです。
首折れサバの刺身(550円)も注文。
グロい名前ですが、屋久島のブランド魚として有名みたいですね。
鮮度を保つために、獲ってすぐ首を折って血抜きすることからこの名前になったそうです。
「元気が良すぎて海面にたたきつけられることで首が曲がってしまったサバ」となぜか思い込んでいたので、こんなサバにとって不本意な名前だと知りませんでした。
ちなみに、あまり感動はなかったかな…。「茶ぶり」がおいしすぎて、鮮魚の記憶が薄らいでしまったのもあるかも。
せっかく鹿児島に来たのに、一度も食べていなかったと、さつま揚げ(550円)を追加しました。
あっつあつでとろけるように柔らかくて、すさまじく美味しかったです。さつま揚げ独特の癖みたいなのが苦手だったのですが、これはひたすら美味でした。
もっと早く食べればよかった…。
予約必須
人気店らしく、開店後すぐ行きましたが、平日でも順番待ちしていました。
一人でもできれば予約していったほうがよさそうです。
鹿児島は一人飲み天国
偶然行く機会に恵まれた鹿児島だったけど、まさかこんなに一人飲みに最適な場所だとは思いませんでした。
何を食べても飲んでもおいしすぎるし、まだまだ食べたいもの、行きたいお店がいっぱいありました。