【小樽女一人旅】徒歩で回れるコンパクトシティ、スイーツと中国人の街と化していた
札幌から小樽へは電車で30分ほどで行けます。
女性に人気の旅先としても知られる「小樽」。
一人旅2日目に朝から行ってみました!
小樽には子供の頃行ったことがありました。その時はガラス細工と運河が印象に残り、静かな大人の街という印象でした。
現在はすっかり様変わりしていましたね…。
札幌~小樽・快速エアポートで行く
札幌から小樽は30分で行ける
札幌~小樽は意外にも近く、片道たった30分ほど。
北海道は本州民が想像する10倍広く、
「はじめての北海道です! 富良野と旭山動物園と知床を1日でめぐりたいと思ってます☆(ゝω・)vキャピ」
などという質問にとつとつと北の大地の広さを説くやりとりが日々ネットの掲示板等で繰り広げられています。
しかし!
札幌&小樽は通勤感覚で行くことが可能!
「札幌から小樽を一日で…ひっ! ぶたないでぇ!」
とおびえる心配はありません。
電車で行くのが楽で速い
小樽へは、札幌駅から「いしかりライナー」か「快速エアポート」という特急で行きます。
750円(快速エアポートの指定席は530円)、最短30分で到着です。
小樽行きは本数も多いですね。
たびらいさんによれば、1時間に4~5本もあるそうです。
「次の電車は2時間後かぁ…」などという心配もなく、至れり尽くせり!
指定席でなくても、車内は空いていて座り放題でした。
でも、外の景色が見たかったので接続部に張り付いてました。
あっという間に到着です!
小樽は歩いて回るのがおすすめ!
小樽はとてもコンパクトなので、歩いて回ることができます。
運動不足の私でも大丈夫でした。
駅前からスタートです。
駅前にある三角市場にあっという間に到着~!
海産物がひしめき合っています。完全観光客向けなのかな。
基本的に高いっ!!
ここで朝食とかとても無理ですわ…。
線路跡地
旧国鉄手宮線の線路を横目に見ながら通り過ぎます。
雰囲気あるね~。
ほとんどアジアからの観光客だと思います。線路内にも映えスポットがあるのか、局所的に人が集まっていますね。
こういう見通しのいい道路、小樽らしさを感じられてとても素敵です。
海へ続く道。港町ならではの光景なんでしょうか。
小樽バインでブランチ
しかしお腹空いたわ…。
小樽運河へ行こうと、「北のウォール街」と呼ばれる場所に差し掛かった時、こんなお店を発見。
小樽バイン
日本銀行旧小樽支店のはす向かいにありました。
明確にワインの気配を感じ「さすがに朝からどうなの?」と0.4秒くらい逡巡したのち入りました。
窓際の席に案内してくださいました。
石造りの建物がいい雰囲気!
あららぁ~~やっぱりワインがありました(*´∀`*)
北海道のワインってこんなに種類があったんですね。
なんといっても、グラスワインの品ぞろえがすごい!一人だとボトルは頼めないので嬉しいですね~。
公式サイトによると常時10種類以上のグラスワインを用意しているそう!
ランチメニューも普通にリーズナブルで、しかもおいしそ~。
が、私はおつまみにくぎ付けであった。
北の匠シリーズ飲み比べ 1730円
一人旅の強い味方・飲み比べセットでーーす!
すべて北海道のワイナリーから直送されているワインです。
めちゃくちゃ美味しい!
北海道ワインってこんなにおいしいのですね。
この旅でワインを飲めたのは残念ながらこれが最後だったけど、もっといろいろなお店で出してほしいな~。
お通しのグリッシーニも嬉しいですなぁ。
チーズの盛り合わせ 1120円
完全に飲む気満々のおつまみきました。最高すぎる。
この手書きのチーズ紹介可愛すぎるし、一人で飲んでるときって間が持たないじゃないですか?(知らねーよ!)
そんなとき、何か読みたい欲をほどよく満たしてくれるこの丁寧なメッセージたち。ありがてぇ…。
ランチと言うかブランチというか、ただの昼飲みタイムを満喫できました。
小樽運河
ほろ酔いで小樽運河までてくてく歩きます。秋晴れで気分がいい!
恐らく20年以上ぶりの小樽運河、あの頃とは何か変わっているでしょうか。
おお~~キレイ!
記憶よりもずいぶん整備されていると感じたけど、昔とあまり変わっていないかもしれません。
周りから中国語しか聞こえないことを除けばね。船に乗っているのもチャイナの団体さん。
スイーツストリート
運河沿いにはずらりとお店が並んでいます。
この辺は本当に変わりましたね…。
昔はガラス工房が多かった気がしますが、今は…
おもにアジア系の観光客向けの店と北海道スイーツ系で埋め尽くされていました。
外国語だらけののぼりや看板がうるさくて、雰囲気も何もないですね。
建物の雰囲気はいいけどね…。
まあ雰囲気が悪くなった!なんて無責任な観光客だから言えることですよね。
小樽にお金を落とすのはほとんどがアジア系観光客。
彼らのニーズに合わせて在り方を変えるのは当然のこと。
そうは言っても、あの思い出の小樽はもうどこにもないんだな、とちょっぴり感傷的になりました。
チーズケーキ「ドゥーブルフロマージュ」で有名なルタオですね。
ここが本店かと思ったら、道沿いに店舗がたくさんありました。
小樽生まれだからルタオという名前だと最近知りました。
お…お前!
生きとったんかワレ!
開拓おかきで有名な北菓楼。
人がいっぱい!
お土産を買おうかと思ったけど、まぁ札幌で買えばいいか…。
六花亭で限定ソフトクリームを食べる
何か甘いものが食べたくなって、六花亭へ来ました。
店舗2階のイートインスペースで、シュークリーム102円と、お店でしか食べられないという「雪やこんこ まじりっけなし」326円をいただきます!
これ、スイーツ好きなら味の違いが判るのかもしれないけど、私には普通のソフトクリームとしか思えず…。クッキーは美味しかったです!
一応ガラス屋さんもありました!
自分用にお土産を買いました。
金融資料館は金運上がりそう
「北のウォール街」のほうへ戻ります。
実は先ほどちょっと気になっていた「日本銀行旧小樽支店」の建物。中は資料館になっているらしいのです。
色が渋いローソン。
レトロ感があっておしゃれな消火栓。
街並みに配慮したデザインかと思ったら、なんと配管系統に分けて色分けされてるらしいです!たまげた!
金融資料館に到着です。
入場料はなんと無料!
人もほとんどいないし、内部の写真も撮れます。
施設名を見ると小難しく感じるけど、全然そんなことはなく、楽しめる工夫がいっぱいでした。
普段見る機会のない銀行の内部が見られるし、何より金運が上がりそうな感じがしましたね。
天井が体育館ぐらい高いよ。
今世の中にあるお金の量がカウントされています。
桁が多すぎてよく分かりません。
こりゃ~映え!
なんと一億円の束です。
穴から手を入れて持ち上げることができます。
お札の山が!
仮想通貨やキャッシュレス決済が流行ろうと、現ナマのインパクトには断然かないませんな。
これはびっくり! 裁断したモノホンのお金です!
大興奮で3分くらい凝視しちゃったよ。
売店ではこれを入れたボールペンが売っていて、もう即買いでしたね。
銀行の設備が残っている
元日本銀行の店舗だったころの名残もあります。
窓口ですね。
きれいに整備されていて今でも使えそう。
金庫大きすぎ!!
怪盗が忍び込むやつじゃん!
かなり満喫できました。
小樽に行ったら是非寄ってみてください!
おわりに
北海道を代表する観光地らしく、よく整備された小樽。
昔を知っているとずいぶん変わってしまったな~と残念に思った部分もありますが、スイーツのお店など新しい見どころも増えていました。
札幌から近くて行きやすいし、また来るかもな。
なにより…
帰りに通りかかった????この店が気になって!
すごい行列だったんですよ。
やっぱり再訪するっきゃない。