ホテルのウェルカムフルーツ、どうやって食べるんだ?
先日、フィリピンのマニラに一人旅したとき、はじめて「ウェルカムフルーツ」に遭遇しました。
夢にまで見たウェルカムフルーツ…!まさか、現実になるなんて…。
興奮のあまり写真を撮りまくり、「さて、食べるか」と考えたとき…。
これ、どうやって食べるんだ…!?
フルーツはリンゴ・バナナ・オレンジ。
とりあえず、バナナから攻めます。
めちゃくちゃ甘い…!
日本で食べるバナナって、なんとなくぱさつきというか、口の中の水分持っていかれる感があるのですが、それがなかった。
しっかりとした重い甘味と触感とでも言いましょうか…。
でもこのときも私の目は、ある物体に注がれていました。
それは「リンゴ」。
リンゴとか、申し訳ないけど庶民のフルーツ代表だし、スターフルーツとか、ドラゴンフルーツとかがいいな~。
いや、食べるけどね。
でも、これ、本当にどうやって食べたらいいの…?
ワイルドにかぶりつくっていうのもアリなんでしょうけど、私、「差し歯」があるんですよ…。知覚過敏だし…。
使用できるツールはフランス料理を食べるときに使うような、普通の「ナイフ」「フォーク」「スプーン」
いや、スプーン何に使うんだよ…。
そろそろバナナも食べ終わる。
これ、もしかして試されている…?
私、教育熱心な祖父の影響で小学校受験をしたことがありました。
その時に、「ここにある道具を使って、ビンの中のさいころを取り出してみてください」という、チンパンジー向けみたいな知能テストを受けました。
私は、それを思い出していました。
限定的な条件で知恵を駆使して、いかに望む成果を手に入れるのか…。
一回、シミュレーションしよう。
オレンジを手で向きながら、リンゴのCGを頭の中で回転させます。
フォークで押さえ、垂直にナイフを入れると小気味よい音を立て、リンゴが真っ二つになりました。
「イケるわ」
オレンジの最後の一房を食べ終わった私は、左手にフォーク、右手にナイフ、中央にアッポウを据えました。
そして、ナイフをリンゴの側面に突き立てます。
真上から、一気にナイフを突き入れたところ…。
リンゴは素早く回転しながら、部屋の隅に転がっていきました。
結局、どうやって食べるのか
調べてみた結果、次のような説がありました。
- ホテルの人に頼んで、切り分けてもらう
- 果物ナイフを持参する
- 備え付けのナイフとフォークでうまいこと食べる
- 飾りだよ。貧乏人め
- そもそもフルーツを剥いて食べるのは日本人だけ
1は英語をしゃべれないので、ちょっときつい。でも次回があれば、これを試してみたいです。
2は賢いなーと思うけれど、私は持ち込み手荷物だけで飛行機に乗るので、刃物は持ち込めない。
3は、私が今回試したプラン。手をべたべたにしながらも、何とか成し遂げました。やってやれないことはない。
4は、えっ…そうなの?
5は、あ~ありえるかもしれませんね。リンゴなんかは、丸かじりを想定しているのかもしれません。
あなたはどれ派ですか?